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2010-09-02

ゲロンチョリー(「鴨川ホルモー」より)

[No.1297]

iPod touchにレンタルDVDをコンバートして通勤途中の電車で観る事は、
日常のささやかな楽しみの一つであります。

期待していた事が勘違いであった、となると楽しみがささやかである事に反比例して、
ガッカリ感も強くなりますが、映画も同じ。期待が裏切られるつまらなさは罪ですらあります。
鴨川ホルモーは、沖縄国際映画祭のグランプリを取った、
というニュースを見て以来、気になっていたんです。
荒川良々、山田孝之、濱田岳というキャスティングは面白いはず、と思いましたし。

いやー、一気にホルモーの世界に引き込まれました。
ゲロンチョリーと叫びながらの身振り手振りも、自然なものに見える。
本当に京都には鬼や式神があちこちにいるかも。

「ジャンパー」や「アイアンマン」や「アマルフィ」より、「鴨川ホルモー」がオススメ。
iPod touchの画面サイズでは、SFやアクション作のは醍醐味が味わえないないのも影響してますが・・・

ホルモーやゲロンチョリーの意味は、ぜひDVDでご確認ください。
京都が舞台ということもあるし、起こる出来事が似ている印象もあり、
「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦 著)と同じような世界や空気を感じます。

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