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2014-02-10

読んだ本(2014-#5):学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

[No.2161]

#5「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」:坪田信貴

本屋さんにも申し訳ないのですが、
店頭で見かけて気になってから立ち読みし始めて、
50分くらいで読み終えてしまいました。
(他に本を購入したので許してください)

サクセスストーリーだからこそ説得力がある、という点は否定しません。
大逆転ストーリーであることも読んでいて楽しかった要素だと想います。

でも読んでいて楽しかったのは、
塾講師の著者と学年ビリのギャルことさやかちゃんの信頼関係です。
慶應大合格なんて無理、と突き放すでもなく、
甘やかして慰めるだけでなく、
軽妙で、でも厚い信頼関係があって、
ボケも多いけど素直なさやかちゃんが、いろんな壁にぶち当たりながらも
グングン前に進む様子が、読んでいて応援したくなるんです。

親や周囲の大人が子供に与える影響は強い、と思いました。
いい影響も、悪い影響もどちらもです。
素晴らしい面ばかりを教えても駄目だろうし、
だらしない事ばかりを見せても駄目だろうし、
バランスはとても大事だと思います。

いい先生に恵まれるか、先生との相性はどうか、いろいろあるでしょう。
先生だけの責任にするのは違うと思います、
何があっても、やっぱり子供の責任は親が最終的にとるべく、
親が子供にいろいろ教えてあげる、世の中を教えてあげる、
押しつぶされないように守ってあげる、強くしてあげる、のかな。

チビ子は3歳10カ月、
拙者や妻が、チビ子を一番信じ、支え、励まし、叱らないといけません。

読後は清々しく、ヤル気やガッツもいい感じで出てきて、いい本です。

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