[No.2279]
母を病気で亡くした息子(ユアン・マクレガー)、
数年後に父からゲイであるとカミングアウトされる。
これからはゲイとして自由に生きると父に宣言され、看病をする主人公。
メラニー・ロラン演じる恋人と出会い過ごすうちに・・・
父と母の関係は、
家族であっても、子供であっても分からない、理解できないことがあるけど、
理解できないことがなるのが問題かというと、
問題というよりもむしろ当たり前のことなんです、とあらためて思いました。
父、母、兄弟姉妹、妻、子供、義理の兄弟姉妹、
叔父叔母や伯父伯母、従兄弟や従姉妹、そして友人達。
いろんな優しい気持ちや、あたたかい心に囲まれているとと言いながら、
実際にはいろんな感情や気持ちがぶつかったり、支え合ったりするわけで。
それでも、想い合える相手や家族や親戚や友人がいるということは
とても幸せな事だと思ったわけです。
映画のストーリーとしては、なだらかで平穏ではありますが、
なぜか平穏ぶり以上に、心は揺さぶられたのであります。
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