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2018-03-04

読んだ本(2018-#1):自分の中に毒を持て

[No.2905]

#1「自分の中に毒を持て」岡本太郎

大阪万博公園の太陽の塔、
2006年に東京の汐留で見た「明日の神話」が拙者のおなじみで、
幼少の頃にテレビに出演したCM「芸術は爆発だ」の変わったおじさん、
これが岡本太郎氏の印象です。

この本を読んでみて、拙者は岡本太郎氏のことを何も知らなかった、と感じました。
「爆発」の意味も分かりました。
多数に安易に迎合することをよしとせず、
自分の考察する、信じる道や方向を突き進んでみる、
成功するか、失敗するかを考える前に、
自分がやるべきと思うか、やめるべきと思うかを自分で尊重すること、
と感じました。

「常識的」や「一般的」という言葉で、あたかももっともらしく語られる
怪しさがあるにもかかわらず、流れるように毎日を過ごしている拙者達。
芸術家として大成した岡本太郎が言っているからではなく、
魂や信条で突き進んだ人間 岡本太郎の言葉として読むと
勇気が出ます。

従来の組織や体制ではなかなか実現しない方法や取り組みや
課題の解決に挑むこともある拙者の仕事、
この本を移動中の機内で読み終えて、
高揚しながらも、満ち足りた安心感に浸り、目的地までぐっすりと寝ました。

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