[No.2928]
週末のテレビ中継を食い入るように見て応援していました。
準決勝はドイツの新鋭、アレクサンダー・ズベレフ選手です。
高い身長から繰り出されるスピードのあるサービス、
バックハンドストロークの強さが特徴と思います。
昨年夏に、ワシントンDCでciti Openでズベレフ選手の試合を観戦しました。
とにかく軽快で、バックハンドストロークが強いので、
錦織選手が勝つ作戦を考えるとしたら、
ズベレフ選手にバックハンドを打たせないことだろう、
と拙者なりに考えましたが、実際は真反対でした。
どんどんバックハンドで打ち合っていました。
確かに最初はズベレフ選手のペースで打ち合っても、
そのうち、錦織選手のペースになっていることも多かったです。
これからも何度も対戦することを考えたら、
苦手を攻めるのもいいけど、相手の得意にぶつかっていくのもありでしょう、
大変だと思うけど。
準決勝の見事な勝利、そして決勝戦はラファエル・ナダル選手。
クレーコートの王様、モンテカルロは今まで9回?も優勝経験あり。
観客のほとんどは、王者ナダルの応援。
それでも、淡々と錦織選手はナダルと打ち合います。
ドロップショットなどのテクニックも、
前後に左右に動きまくって、拾いまくって、打ちまくって。
3-6、2-6とストレート負けですが、内容はいいと感じました。
怪我から復帰のプロテニス選手、
いろいろ肉体的にも精神的にもタフでハードな状況、
繊細だと心が擦り切れそうですが、
いろいろ気配りや考えもないと結果も出ないだろうし。
世界中の強者が、地中海のモナコ公国に集い、
王様の前で、クレーコートの王者を相手に堂々と戦う錦織選手を見るだけで、
元気が出てきました。
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