[No.3106]
#22「よみがえる変態」星野 源
歌手や俳優で才能溢れると評判のある星野源著作を、
初めて読みました。
脳内の煩雑として猥雑な本音を楽しくオブラートに包んでくれた
珠玉のエッセイです。
軽快に読める文章、落語を聴くような印象です。
仕事やプライベートでうまくいってる時、いってない時、
それぞれでいろんな事を感じたり考えますが、
星野さんですら、そんなことを思うんだな、と勝手に親近感を持ちます。
脳梗塞をした時、再発した時に治療の日々を、
こんなに面白くあっけらかんと書いてあります。
心が折れそうになった時のことも書かれています。
いろんな人が、誰にでも、心が折れそうになることはあるんだと思います。
まあ売れっ子になるまでは大変だったんだろうけど、
と勝手に星野さんの道のりを分かったつもりで読み始めましたが、
売れっ子になってからも、いろいろな困難を、なんとか乗り越えてきた、
ということが少し分かったような気がします。
折れる前に、休憩して、元気が戻ったらまた頑張って、
ここでもそんな教訓を感じます。
小学校1、2年の担任であった、O先生が当時教えてくれたことは
やっぱりあっていた、と感じました。
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