[No.2611]
20数年以上前のことですが、統計学を勉強しておりました。
中でも人口統計に興味を持ち、国力こそ人口、
人口統計で国や経済の側面を見たり、予測できるのではないか、
そんな思いで勉強もしておりました。
人口抑制策としての「一人っ子」政策の行く末、
中国で出生届を出されないままになる黒孩子(ヘイハイズ)の問題、
いろいろ指摘はされていましたが、
その後を知ることができる本となりました。
人口増加を抑制する、という一定の効果はあったと思われるが、
男性女性の比率が崩れ、男性構成比が増えて結婚できない男性が増える、
または一人っ子が甘やかされて経済的にも精神的にも独立できない、
予想された問題や課題はやはり発生しています。
中国の強気の外交政策や、
「一路一帯」というグローバルな投資や経済協力強化の背景や、
見えてくるものがあります。
中国とアメリカに、地理的にも経済活動的にも挟まれた日本は、
どんな外交が有効であったり、経済競争力が必要になるのでしょうか。
まだ見えませんけども、自国の経済発展のみを最大化する、ではなく、
地域経済圏や貿易収支を独り占めしない強調が
より求められる、そんな心境です。
2030年には、中国ではなくインドが人口最多になり、
中国は人口減少局面になるようです。
どんな変化があるのか見つつ、考えつつ、
拙者は、我が家族や自分の健康やコツコツの努力を大事にします。
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