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2020-10-04

魚の肩、白甘鯛が立つ

 

[No.3230]

美味しい魚を、素敵な方と食べる機会がありました。 一緒にテーブルを囲むだけでも嬉しくて楽しいのに、おまけにメニューも最高というスペシャルでした。

板前のご主人に面白い話を聞きました。

魚の種類によって、美味しい魚の見分け方や、美味しさもいろいろ違いがあるという話で。

写真にあるように美味しいお刺身を味わった後にお聞きしたのですが、白甘鯛のすごいいいものを仕入れた、それも20年くらいこの仕事をしていて最高のものでした、と。

食べる前に聞きたかったー

と叫ぶ拙者たち4名。

白甘鯛の肩が張っていて、白甘鯛が立っている、ということです。

白甘鯛の肩??

胸ビレのことではなく、背びれの頭部付近が盛り上がっていたり、張っていたりすることをお魚を扱う方々の中で、肩が張る、という言い方で表現することもあるようです。実際の写真を見せてもらいましたが、もともとスマートな格好よさではない白甘鯛の頭部後ろの背びれ付近が盛り上がっていました。美味しい餌を食べて、よく泳いでいる、ということみたいです。

身が厚いので、魚がまな板の上で立つ、という状態も見せてもらいました。

秋から冬にかけて、美味しい魚の季節が嬉しいです。

拙者の地元、昨年に続いて美味しいイカがほとんど獲れなかった、とのこと。

あの新鮮で美味しいイカの刺身、夏の楽しみの一つですが、どこに行ったんだイカ??

いろんな専門家に、様々な話を聞けるのは、やっぱりいいです。

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