[No.3375]
興味があったので、チビ子と観ようとしてダウンロードしていたのですが、SF的な展開と世間の不条理感をチビ子が消化不良にならないかな、と思う間に視聴期間は残り16時間となった22:30、いったん拙者一人で、ヘッドフォンして観ました。
なかなか面白い、引き込まれる映画でした。特に映像美とシーンとBGMの組み合わせが、とても印象的ですし、心地よいです。
もし、仮に天気という自然現象が、どこの誰かもわからない人の気遣いや、思いやりによって支えられているとしたら、その誰かは大変だと思うんです。
自分のわがまま、煩悩、至らなさ、怠惰さが、人知れず、でも確実に自分は認識している状態で、世界の人々に悪影響を与えてしまう。
逆に、世界中の誰もが、そんな誰かに感謝することもなく、天気が悪ければ残念がり、温度や雨量の変化が顕著であれば、異常気象などと言い。
新海誠監督のインタビューとか記事を読んでいないのではありますが、どんなメッセージを込めたんだろうと妄想しています。
世間の不条理、どうにもならないと思われる現象にも、実は背後には事情や経緯もあるし、人には気付かれない困難や、自分の努力ではなかなかどうにもならない現実の中で、でもそんな中でも時間は止まることもなく、過ぎ行く、さあどう生きる、なぜ生きる、何のために自分は生きるのか、を問われた気分になりました。
チビ子の親友も、小学生ですけどこの映画を見て、とても感銘を受けたようです。どんなことを感じたのか、今度会う時に、いろいろ聞いてみようと思います。ちなみに、チビ子の親友、拙者とも少し仲いいのであります。
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