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2021-10-22

読んだ本(2021-#47):家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

[No.2881]

#47「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」岸田 奈美

大好きだった父親に、反抗期に「大嫌い」と言ってしまった翌日くらいに父を喪い、母親が大病で車椅子生活になり、弟はダウン症という環境で、明るく奮闘した女性が著者です。

ネットで見かけた記事を何となく憶えていました。明るくポップな言葉や表現、小気味好いウィットの効いた例え表現がとても読んで面白く、心地よく、ほっこりします。

苦しい時だって、ユーモアや笑いに昇華してしまうガッツ、そうすることでしか、いろんな奮闘を乗り越えられなかったんだろうと推察しながらも、素晴らしいし、尊敬します。

拙者も、母を急に見送った後は、あれやこれやあったり、仕事もプレッシャーや焦りもあったりと精神的にしんどい時期が数年ありました。なので、この本を読んだ時に、共感すると共に、この著者のガッツに感銘を覚えたのであります。

いろんな記事をネットでも読めますけど、他の著作も読んでみようと思います。ちなみにこの本、一気読みでした。

12年くらい前の強烈なデジャブ感を思い出します。あまり洋楽ミュージックビデオ もyoutubeも見なかったのですが、すごいーっと思うミージックビデオを発見しました。ダンスもビデオのシナリオも曲の印象も強烈です。何回観てもすごいなーと思うので、後輩に教えてあげたんです、「このアーティストってすげー人気出るぞ、間違いない」。後輩K曰く「もう売れてますよ、とっくに」。ちなみにそのミージックビデオとは、Lady Gaga "Bad Romance"でした。
今回のこの本との出会いも、なんか似た感じです。

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