[No.2932]
バンクシー の「PANTS」。これを間近で見る機会がありましたが、作者がどんな意図をこめたものか、と拙者なりに考えていました。
ユニオンジャックを揶揄するというものではなく、掲揚するのも、敬礼をするのも子供であることがポイントだと思います。意味のない、重要ではない形式や様式を、子供は疑いもなく受容してしまうよ、というメッセージを受け取りました。
他者から見れば、意味がなかったり、愚かに見えることも、当人たちは、疑うこともなく、真面目に続けようとする様ですね。
拙者の仕事の取り組みのキーワードの一つは「改善」です。現状や従来を分析し、よりより形に変化して、効率や質を高めることを目指します。実際に現状や従来に関わっている人には、変化が居心地よくないこともあるでしょうし、何か否定されたような感情にもなることもあるので、ヒアリングや意見交換は慎重にならざると得ません。
仕事に限らず、この絵のようにパンツを掲揚し、パンツに敬礼するようなことは、割と多い、決して少なくないような気がします。常識や従来を疑う、いわば素直な気持ちがあれば、成長できるし、変化できるし、成果は上がるし、人生を楽しめるような気がします。
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