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2023-01-15

読んだ本(2023-#3):シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント

[No.3166]

「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」

アメリカのBig IT産業の聖地とされるサンノゼ、拙者も最初に勤めた会社をきっかけに、25年前に5回くらい訪問しました。まさにITバブルの最初の頃で、街全体の景気がよかったり、行き交うクルマも高級車が多く、また初めてスターバックスを飲んだことも思い出します。

そのサンノゼのエンジェル投資家として成功しているナヴァル・ラヴィカント氏のつぶやきを、エリック・ジョーゲンソン氏が本にした、という物のようです。

インド出身の貧しいアメリカ移民の彼が、読書に触れて多くの知識を蓄えて、実践し、失敗もして今に至る、そんな人生訓の断片や、本質を知る事ができたような気がします。

富を生む思考、なかなか興味深いです。自分の時間を売っている(=雇用されて給与をもらう)だけでは、富は形成されないこと。自分が寝ている間にも、利益を生み出してくれる投資や、コンテンツや権利の販売などがなければ、富が築けないのは当たり前です。

原理に触れることの重要性にも共感を覚えます。経済学を学んだ人に中に、どれくらいがアダム・スミスを読んだか、道徳感情論を読んだ拙者は、何も知らなかった、と感じました。

いろんな本を読んでみること、多読でなくても、気に入った本を何度も読むことも大事だなと思います。

瞑想や心のコントロール、承認欲求に踊らされないことなど、示唆に富む内容です。

拙者は、このままサラリーマンとしてビジネス経験を終えるのではなく、自分でビジネスを立ち上げて社会や、誰かに貢献する、という生き方も考えてみたい、実践してみたい、と思っています。少しきっかけを作れたような気がして、少し嬉しく、元気が出ました。

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