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2023-01-07

父にスマホを送った(続報その8)

[No.3162]

スマホを入手して父に送る、続報その8です。
毎晩のように、LINEのビデオ通話で父とお互いの顔を見ながら話しており、いろいろ話しますが、何回も聞いたけど、という父からの話も多いです。まあそれはそれで、うんうん、と聞くのです。
未だに初めて聞く話もポロポロあります。

サンフランシスコからニューヨークまで鉄道で移動し、途中で降りたりして滞在もした場所があったそうで、その一つがシカゴ。
1955年頃の事だと思うのですが、シカゴ駅に降りて見た風景が印象的だったようです。行き交う車、ショーウィンドウが汚れたGMの販売店、そして何本も交差する高架の鉄道。道路の上に線路があって、何本も線路が交差していて、アメリカの経済力や国力を、日本の田舎で生まれ育った自分の目と肌で感じて、度肝を抜かれたそうです。帰国後に周囲に話したけど、あまりわかってもらえなかった、とも言っていました。

職業上、仕事の話は話さない事も多いようですが、退職後35年が経過、米寿の父との息子の会話トピックとして面白いですし、父の記憶も刺激できているようです。
写真は、 http://tavola-world.seesaa.net/article/446970860.html のものです。
シカゴの高架鉄道の交差箇所、道路の上に鉄道の交差、それも1955年頃なら、相当驚いたはずです。
まだいろいろ、拙者の知らない父の思い出や経験があると思います。ちょっと聞いて驚いたのは、発電機関の管理者をしている時に、近くに落雷して発電機関が火事になって、初期消火を一人で頑張った話とか。

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