[No.3241]
#26「さよなら、そしてこんにちは」荻原 浩
短編集ということもあるでしょうが、拙者が作者の言葉遣いや情景描写が好きなこともあり、一気読みでした。
それぞれの短編の登場人物になりきって、読みました。
いろんな人との出会いがあり、別れがあり、嬉しい場合、悲しい場合、寂しい場合、怒れる場合といろいろですが、自分がいろんな経験を踏まえてきたことと、いろいろシンクロして、わりと想像以上に感情移入して読んでいました。
これまで何人の人と出会い、これから何人の人と出会うのだろうか、と思います。小学校時代の友達や先生、中学校、高校の友達や部活のメンバー、大学の友達やコンパで知り合った面々、大学院の友人やお世話になった教授、バイト先、これまで働いた会社の上司や同僚、取引先、テニススクールで一緒のクラスだった方々、嗚呼本当に大勢の方と出会っていますね。
刹那的だったとしても、やはりいろんな意味のある出会い、何かを気づく出会いであったと思います。今はまったく連絡もとってないし、動向もわからず、知る術もない人も多いです。今の大事な友人や知人を大事にして、ますますいろんな素晴らしい人達に出会いたいです。
そのためには、拙者自身が魅力あったり、誰かの何かに役立てる人間でなくてはなりませんし、心も体も元気でないといけないな、が読後の感想。
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