[No.3317]
拙者が自分の成長を喜べることであればいいのですが、毎日いろいろバタバタするし、疲れも取れにくかったりしていますけど、今こうしていることが嬉しいことだな、と思えています。
先日、チビ子に大学時代のことを話しながら拙者自身で気づいたのです。大学3年の頃に考えていた自分の将来の仕事のこと、大学院時代に抱えていた希望や不安のこと、就職をひかえて半年ほどテニスを楽しんでいた日々、最初に就職した会社でのことなど、10年間くらいのことをサラッと頭の中で繰り広げられました。大学院の研究室で夕日を浴びながら本を読んだいた部屋の風景やにおい、テニスバッグを背負って、スーツ姿のサラリーマンや制服の学生とは違う時間帯に電車に乗っていたこと、俺のしたい仕事ってこのような仕事だったんだろうか、と不安や葛藤を周囲にも言えなかった日々。
それらの当時に志望していた仕事への希望や、想像していて将来の生活のことも憶えています。家族も増えて、何度か転職もし、いろんな達成感や失敗の経験、嬉しい出会いや悲しい別れもありました。
写真は、今朝仕事に向かう時に玄関を出て見上げた空です。きれいな青空です。蒸し暑さはなく、少しの湿気がひんやりした心地よさ、もう半袖ポロシャツでは寒いので、仕事にはジャケットを羽織って行ってます。
朝起きて、ごはんを食べて、仕事を終えて家族のいる家に帰って、ホッとして布団で寝られる。なんの他愛もない日常も、嬉しいなと思えるのは、この日常を手に入れるのも簡単ではない、と拙者が気づいたからかもしれません。
オフィスがきれいなのは、掃除をしてくれる人がいるからですし、電車で快適に移動できるのは、電車の運行に朝早くから夜遅くまで真摯に取り組んでいる人がいるおかげですし、仕事をがんばろうと思えるのは、自己実現もありますけど応援してくれる、成果を喜んでくれる家族のおかげですし、当たり前と思えることも、大事にしないと簡単に当たり前ではなくなってしまう儚さも、わかります。
バタバタしていても周囲を見渡して、感謝できる心の余裕、あれ?っと思える相手の言動も、相手の事情や背景に思いを馳せてお互い様、と思える心の余裕、焦らずにどうにかなるだろうと少し俯瞰して考えてみる余裕、そんな余裕も持つことが大事です。もっと早く気が付きたかったですが、気付いた今日が吉日、として受け止めたいと思います。
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