[No.3334]
#10「すずめの戸締まり」
新海誠作品、観るのは好きですがちょっと拙者には難解なストーリーだったりします。「君の名は」も「天気の子」も観ましたし、好きな映画の一つでもあります。
災いを封じ込めたのに、何かをきっかけに廃墟にある扉から出てきて災いをおこすミミズ。その扉を閉じていく青年と、扉が開いてしまったのを見てしまった主人公の女子高生。
ミミズって何だろう、とか思いながら観ていました。これまでの災害や事故、そんなものをイメージします。
災いを防ぐ能力があるのなら、そんな能力を持つ人がいるのであればいいな、と本当に思います。また自分の過去に向き合って、悲しみを乗り越えられる機会があるのであれば、それもいいなあと思いました。
何をきっかけにするかはいろいろでしょうが、この映画の世界ばかりでなく、無理せずにボチボチと辛さや悲しみにちょっとずつ向かってみるのは、やっぱり必要だと思いました。どうしても向き合えない辛さや悲しみとは、距離をおいてもいいと思いますが、距離をおいたままだと、なかなか前に進めないな、というのも経験的にあります。
今こうやって毎日過ごしていることに感謝を忘れずに、というのも感じた映画です。少しずつ味方も増えていく幸せにも感謝を忘れずに、です。
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