Amazon Primeでは、無償で観ることができる、それも自宅のWiFiで
クリック一つで観れるだなんて、何というテクノロジーの進化か、と感じてしまいます。
ストーリーの舞台となる志木那島は、与那国島だそうです。離島から本土に行って、東京や大阪などの都会に暮らす子供や孫との関係を見ると、まさに田舎を離れて進学し、田舎に暮らす父とスマホのビデオ通話で話しているので、一気に感情移入です。
原作の漫画は、2010年以降、作者の療養を理由に休載しており、映画のストーリーはコミックでは描かれていない、その後の話になります。
離島の少子高齢化、医療の維持の困難性などは、都会以外の市区町村が抱える共通の課題ですが、拙者の生まれ育った海のそばの町も、ご多分に漏れず該当しますので、このコミック、ドラマ、映画を観る度に、生まれ育った町への想いが沸き上がります。
漁業協同組合の面々が、大塚寧々さん演じるママのお店に集まり楽しそうにお酒を飲む様子、お節介とも思えるけど、近所の人を気にかける気遣い、都会ではないだろうし、田舎でも見かけることが少なくなった光景を、思い出させてくれます。
ストーリーについては、ネタバレになったらいけないので書きません。主題歌の中島みゆき「銀の龍の背に乗って」を聞くだけで、もう眼の奥が熱くなってしまいます。
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