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2010-06-18

ポケットコンピュータ

[No.1245]
このつぶやきと叫びで1245回目。
数字で思い出すことはいろいろありますが、
拙者にとって1245は意味があります。
PC-1245というSHARPのポケコン(ポケットコンピュータ)を思い出します。野球部の先輩が持っていて、いじらせてもらってコンピュータに興味を持つようになりました。
BASICというプログラム言語があって、文法もあるので、それを応用してある意味作文すると、コンピュータが動くというもの。
先輩がやっていたのは、16桁の1行の液晶画面で繰り広げられる野球ゲーム。
カードゲームの野球ゲームみたいなもので、NINTENDO とかプレステなんかの現代のゲームと比較することもできないぐらい原始的なものです。

でも、おもしろかったんだよなぁ~


両親を説得して後継機のPC-1246を買ってもらいました。
プログラム言語BASICとはどんなものかを知り、雑誌「月刊I/O」とか、「マイコンBASIC」とかでSHARPのプログラムライブラリとか本を買って入力してみました。
その後、もっと本格的にやってみたくなって、なんとか両親を説得して、PC-1350を購入。
24桁×4行表示ができるので、グラフィック的な要素も楽しめるようになり、他の方が使ったプログラムをキーボードでチコチコ入力して楽しみました。
どうやらより高度なプログラムにはマシン語の習得が必要と感じ、16進数のプログラム言語であるマシン語のテキストを購入し、なんじゃこりゃ、と思ううちに大学受験の準備期間に突入、そこでプログラムへの挑戦は終了。
マシン語とかアセンブラという世界になると、BASICの理解レベルではなく、2進数とか16進数の概念が理解できませんでしたが、コンピュータは間違いなく便利なものだ、将来はコンピュータを使った仕事をしたい、と漠然と思ったりもしました。
BASICはロジカルだし、フローもあるし、知的な刺激も受けましたね。今はプログラムなんて作ったり打ったりしなくてもコンピュータを利用したりインターネットを利用できますが、わずかな事でも自分で考えて自分で作って得たあの感動は、大事な宝物です。

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