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2012-11-14

観た映画(2012-#23):ビューティフル・マインド

[No.1857]

#23「ビューティフル・マインド」

ゲーム理論でノーベル経済学賞を受賞したジョン・ナッシュが主人公の
実話に基づく映画です。

映画のストーリーと、wikipediaに見るジョン・ナッシュの略歴には
違いがありますが、まあその部分はあまり気にせずに映画は楽しめます。

統合失調症になって、幻覚と現実が区別できなくなってしまうのですが、
本人にしてみれば、今見えている物や人、聞こえてくる音が
幻覚なのか現実なのかは、本当に判断が難しいと思います。

稚拙な拙者の理解によりつぶやきになりますが、人が物を見るということは、
物体が光を受けて反射し、
反射した光刺激を眼球を通じて脳に電気信号として転送し、
脳が電気信号を画像に変換することによって、物体を視覚的に見た、
となるようです。

仮に、眼球を通じた光刺激ではなく、
何らかの電気信号が脳に転送されて画像に変換されると、
現実にはない物を、視覚的に捉えることも可能な気がします。
潜在的に精神的に見たいと切望するのであれば、
いわゆる幻覚を見ることも可能な気がします。

映画では、秘密組織のエージェント、大学院時代のルームメイト、
ルームメイトの姪っ子の3人の幻覚を見続けるのですが、
もちろんナッシュ本人は幻覚ではなく、実在の人物だと思っています。

しかし、精神科医によるアドバイスではなく、妻のコメントではなく、
ナッシュは自分自身で幻覚であることを悟るシーンがあるのですが、
なるほどさすが科学者、数学者だ、とうなづきました。

ナッシュ博士、今でもプリンストン大学で教鞭をとっているようです。
徒歩で通われているとのこと。

妻アリシア役は、ジェニファー・コネリー。
やはりエキゾチックで美しいのであります。

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