[No.3240]
チビ子が今熱中している習い事がありまして、熱中すればするほど学校や塾の宿題ができない、寝るのが遅くなって朝起きれない、、、となります。妻とよく話すのですが、勉強だけすればいい、ではなく、自分で考えて、決めて、やってみて、を子供が実感することがやっぱり必要です。自分で熱中することを見つけてやってみるのもいいことです。
子供の勉強のことも成績として気にし始める時期になりました。解法やコツを詳細に教えてあげるのが親の役目か、と問われたら、必要に応じて役目があるとは思います。聞かれたら答えるのは頑張りますが、解き方やコツを、父ちゃんがつぶさに教えてあげる、が正解ではないようにも思うのです。
確かに、チビ子に成績で悩んで欲しくないし、解けるようになって欲しいです。志望校や進路で、成績を理由に諦めたりしないで済むようになって欲しいし。
早く宿題してー、早くお風呂に入って寝よう、と親は言いますが、仕事から帰った大人だって、ぼーっとしたいし、テレビは観たい。そうすると拙者の 幼少期と比較して、現代の子供が進学のための勉強を前倒しでせねばならない、という事態に気がつきます。そんなに受験勉強しなくていいじゃないか、という正論に、でもできるだけ早くから勉強する習慣を身につけた方がいいし、つまづかせない方がいい、という正論がぶつかります。
子供の自主性を尊重したり任せるのか、親ができる範囲で最大限のサポートをしてあげるのか、チビ子にとってはどうするのがいいんだろうか、と考えてこれだ、という答えにはまだたどり着きません。
いつもチビ子のことで考えたり悩む時に思い出すことがあります。チビ子が熱性ケイレンで入院して、お見舞いに通っていた小児病棟のこと。夜の面会時間を終えて帰宅する母親にまだ帰らないでと言う子供、なんとかなだめて別れて乗ったエレベータの中の母親の表情、は忘れられません。子供が健康であるということを、当たり前ではなく感謝する気持ちも、毎日の日常ではついつい忘れてしまいそうになるかもしれません。テストの点数が芳しくないと、もっと勉強しないと大人になって苦労することになるよ、なんて根拠の薄い脅しみたいな言葉を、子供に行ってしまいそうになるかもしれません。
なので時々はこうやって、以前の拙者自身のつぶやきと叫びを振り返るのです。大事なものを見失わないように、大事に思えることを幸せに感じられるように。
チビ子の教育や進学に、まだ答えは見つけられていませんが、チビ子も共有している予定や時間割を頑張って、習い事に熱中して、快眠の様子を見られるだけでも幸せだと感じています、起こす時にちょっとチビ子に蹴られるとしても。
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