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2021-04-11

読んだ本(2021-#15):カレーライス 教室で出会った重松 清

[No.2779]

#15「カレーライス 教室で出会った重松 清」重松 清

”教室で出会った”とは、国語の教科書やテストや教材として、採用されたり掲載される機会の多い「重松清」作品、という意味だそうです。教科書やテストで読んだあの話、全部や続きを読みたい、という思いがあれば最適の本です。

チビ子と出かけた書店で、チビ子が買ったのですが、父ちゃんも読んでみて、と言われて読みました。

転校生のエピソード、初恋、友達との喧嘩、まあいろいろですが、読めば拙者の小学校時代の情景を思い出します。

悲しかったことや、辛いかったことよりも、面白かった、楽しかったことの方が圧倒的に多いと感じられるのは、恵まれていたと感じます。

給食を片付けて早く校庭で遊ぼうと走り出した瞬間、夕日を浴びながらサッカーやソフトボールの練習に熱中していた時、早く家に帰ろうとランドセルを背負って走りながら帰った道。

友達の中には、拙者が気付けなかったいろんな思いをしていたんだろうと思います。友達だからといって、何でもわかりあえるわけでもないし。

小学校高学年の2年間、濃密に遊び、サッカーやドッヂボールに興じた、短距離も長距離も速い、サイドスローのアタカアキラ君。引っ越してから連絡取れなくなってしまったけど、彼の笑顔を思い出します。

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