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2021-04-26

読んだ本(2021-#17):マネジメントへの挑戦 復刻版

 [No.2786]

#17「マネジメントへの挑戦」一倉 定

ハーバードビジネスレビューや、海外の企業組織論やマネジメント理論も、もちろん参考になります。いろんなケーススタディーを参照しながら、議論もすることで、様々な視点や切り口を、我が知識とすることもできますので。

成長した企業や、衰退している企業のケーススタディーもいくつか経験してみると、物足りなさに気がつきます。最初から勝ち負けのわかっている試合を評論するのは、どうなん?と。

会社の予算、部下が掲げる個人の目標や成果、総和が会社の業績や成長につながると思いたいけど、そうでもない事実。

経営者、管理職、社員の役割や責任、部署の役割と責任について、もやもやしていた気持ちを、スパッと爽快に一刀両断された気持ちになりました。

どの部署の役割や責任であるか、論じたい機会は多いものの、実際の会社では生産的な議論の末に最適な結論に落ち着くことは、ほとんどなく。

部署の職務分掌の隙間のことを、ジョブディスクリプションで例えた話を、野球の例え話で説明する段、拙者と共通であり、勝手に共感していただいているようで嬉しく思います。

人に動いてもらうためには、まず自分で動くこと。

自分を管理できない者は、部下の管理などできないこと。

前例や慣例を疑わなければ、変化も成長もできないこと。

我が事として捉えたら、みんなが前を向き、自ら動き、振り返り、会社が成長できること。

会社が成長し続けなければ、存続できないこと。

サラリーマンとして年月が経ち、なんとなく身についた思考が錆と感じた事も多いです。前に進んでいくビジネスマンとしては、必携の魂と愛のこもった1冊です。また部分的にでも、ちょこちょこ読んで、今回感じた感動や想いを振り返ってガッツを出そうと思います。

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