[No.3034]
#35「ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代」アダム・グラント
拙者、このアダム・グラント氏の著作や研究結果にとても興味があります。ペンシルバニア大学の最年少の終身教授というからには、相当に優れた研究者なのだと思います。組織心理学というカテゴリーの研究、組織内でそのような意見形成が行われるか、組織としての意思決定や行動に関する研究でもあり、ビジネスマンの組織における行動を検討する場合に、とても参考になるし、刺激的です。
GIVE&TAKEでも相当に影響を受けました。
オリジナルとは、独島的なアイデアを思いつくだけではなく、自ら率先して行動して、組織や相手に影響を与えたり、成果を出す、という意味です。
有名な企業家も、一か八かで起業したわけではない事、どんなスーパースターでも成功よりも失敗の方が圧倒的に多い事、言われてみると当たり前ですが、やはり何かをやろうとすれば、諦めない、コツコツ何度でも、が基本ですね。
拙者の仕事、基本的な視点として従来を改善するが大事です。現状の分析、あるべき姿を描くとあぶり出されるギャップを、どうやって克服するか、解決するかが重要です。
メンバーと議論したり、アイデアやプランをまとめるのが日常ですが、どうやって賛同者を見つけるか、増やすか、いつも考えていました。本著作でも触れられていますが、拙者の仮説を後押ししてくれる内容で嬉しく、少し自信も持てました。
- 短く、分かりやすく、何度も伝える
ビジネスマンにとってはもちろん良書ですが、人生の悩みや難局をどうクリアしていくか、というプライベートな気持ちや解決策の整理にも、とても有益な著作です。
拙者のつぶやきだけでは、本著作の素晴らしさは伝えきらないので、ぜひ読んでみてください。
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