[No.3315]
#46「海の見える理髪店」荻原 浩
拙者にとって、荻原浩はお気に入り作家の一人でして、これまでも、拙者にしては多読している作家さんの一人です。
久しぶりに、チビ子におススメの本はないかと聞いたところ、チビ子の蔵書から持ってきてくれたのがこの本でした。いつ買ったん? と聞いたら、この本いいって思ったから買った、ですって。
拙者も齢を重ねたからでしょうか、人との出会い、別れ、遠のいた関係性や時間、そして再会、といろんな経験があります。そんな切なさや、感動、喜びなどを荻原浩作品に感じることがあり、ホッコリした気持ちになれるのが、好きな理由の一つだと思います。
本作も一気読みでした。チビ子がいうように、一遍目が最も印象に残ります。
読み始めたけど、どうしても読み進めない一編がありました。作家さんにも申し訳ないけど、拙者はあの一編を読まない、読めないと思います。悲しくなりすぎる、必要以上に落ち込んでしまうのがわかるので、すいません。
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