#50「沈黙のパレード」東野 圭吾
本を読むのが楽しくなったきっかけは、上司に読んでみろ、と貸してもらった「半落ち」横山秀夫でした。その次に、東野圭吾「容疑者χの献身」で東野圭吾作品を一気に読み、鳥人計画、天空の蜂などを一気に読みまして、拙者の中では東野圭吾作品はお気に入りになりました。
ほとんどの人々は善意の人なのに、急に悪意の人が来てトラブルが起こると、善意のコミュニティの脆さを突かれて悲劇が起こってしまうような気がしました。
会社の部署でも同じことが起こるような気がします。今までのメンバーの中に、新しいメンバーが入った時に、今までのやり方を理解して踏襲しようとする新メンバーもいれば、今までのやり方を無視する訳でもないけど、自分の意見や方法でやろうとする新メンバーもいます。
チームのリーダーがそこをコントロールしないとメンバーのいざこざになるし、悪意の人を遠ざけないといけないです。遠ざけないで受け入れると、メンバーの不協和音とかトラブルが起こるよな、と思いながらこの本を読みました。
犯罪の容疑者を特定し、法で裁くことの難しさ、いろいろあります。物的証拠が見つけ出せない場合、容疑者を有罪とすることはかなり難しいです。容疑者が意図的に黙秘したとなると、発生した事実を特定することが、事実上不可能になることも多いと感じます。
家族や友人知人には、悪意に近づかないように言ったり、気をつけないといけません。油断ないように、これくらい大丈夫と注意を緩めないように。

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