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2026-01-08

読んだ本(2026-#2):反知性主義者の肖像

[No.4065]

#2「反知性主義者の肖像」内田 樹

久しぶりの内田樹先生の作品を読みました。

反知性とは、「是非の判断は既に済んでおり、如何なる反駁や反証も受け入れない」と標榜しているような姿勢や言動のようです。

知性とは、自分とは異なる意見や主張も、一旦寛容に聞き入れて、考察してみる姿勢とも解釈しました。結果として、自分の意見や主張が変わることもあるし、確信が強まることもあるし、そのような柔軟性や寛容さが知性とも理解できました。

内田先生の主張、自民党政権に対する厳しい視点などは、拙者自身でそうじゃないのではないか、と思うところもありますが、多くの視点や記述には、拙者自身では言語化出来なかったモヨモヤをわかりやすい文章にしてくれている、と思える事が多いです。

日本の社会や生活で、寛容さが少なくなっていることに象徴される、自己利益の追求欲求や、部分的な限定的な正しさを、全体の正しさとして強めに主張する、SNSで溢れるように書かれる実態などは、考察がとても腑に落ちました。

今回も思いました。哲学者の著作を読むことも有意義だし、やはり自分でトコトン考えて言語化する事を続けなければ、自分が成長出来ません。

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