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2008-11-21

アメリカ経済を語る(日常生活編)

[No.907]

拙者が出張で訪問しているこの街では、
大統領がオバマになるとか、リーマンブラザーズの破綻、サブプライムローンを発端とする金融危機とかは、ほとんど感じる事がありません。
ワシントンDCにも、ニューヨークにもそんなに遠くもないですけど。

アメリカの日常生活では、日本のニュースで報道されるほどの混乱や困ったことは起きていないようです。
とは言うものの、アメリカ人スタッフの話によると、リストラや解雇という事態も今後はアメリカ社会で増えそうだ、という悲観論者もいました。

アメリカの経済は底堅い、とスピーチして選挙に負けたマケイン候補。
でも彼の発言も、事実とそんなに違わないと思います。
まあ、そんな事をあんなタイミングで言ってしまった”空気読めない”感は否めませんけど。

GE、フォード、GM等の名だたる伝統的な巨大企業の苦戦は報道されており、アメリカ人の多くも知るところですが、自分達の生活にはあんまり関係な~い、というのは周囲から察する本音のような気がします。

まあ、日本でもサブプライム問題で慌てているのは、機関投資家だったり金融・証券機関だけで、個人の生活には、そんなダメージを与えていないとも言えるし。
でも、派遣労働者の契約が少なくなったりしている事態は発生しており。

なかなかわからんですな、つかめんですな、経済現象は。
できることといえば、無駄遣いはしないけど、メリハリのある生活を目指すことぐらいか。

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