[No.1382]
開始を宣言したままの「古墳」シリーズ、再開です。 阿保親王(792~842年)とは、平城天皇の皇子であり、 在原業平の父でもある。平安時代の皇族です。 周囲は一戸建てやマンションが立ち並びますが、 この一角は自然のままの、森であります。 考古学的には、4、5世紀の頃築造された円墳のようで、 阿保親王のお生まれになる数百年前のものだと考えられるとのこと。 宮内庁管轄の墓所であるので、発掘調査もされておらず、立入禁止。 誰も監視している訳ではありませんが、囲いを乗り越える訳にもいかず、 夕方で寒くなる中行きましたが、周囲から眺めるのみ。 拙者の私見ですが、やはり古墳時代のものでしょうから、 きっと地域の豪族の墓所であると思われます。 しかし、1,500年の時を超えて存在し続ける古墳と森を見ると、 歴史の長い時間に思いを馳せ、日常の悩みやイライラなんて たいしたことない、と思えたのであります。 しかし宮内庁管轄の古墳はガードが固いなぁ。
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