赤坂璃宮 総料理長 譚彦彬 厳選 底平いため鍋で作る炒飯

[No.1566] 

 週末気ままな料理作りを楽しみの一つとしている拙者にとって、 中華鍋を入手して、強火で炒め料理を作る事がやってみたい事 の一つでした。 今回ひょんな事から、中華鍋を入手することができました。 厳密には、底が平たくなったいため鍋ですけど、何だか達人が 厳選した鍋らしいです。 チビ子も食べられるように、ピーマン、ニンジン、ネギ等の 野菜は、これでもか、と細かくみじん切りにして、オイルを 使わずに炒めたベーコンの脂だけで炒めて、一切味付けせず。 チビ子用に取り分けた後に、醤油、胡椒、塩、オイスターソースで 大人用の味付けをします。 チビ子には醤油で少し味付けしますと、自分のスプーンですくって 食べます。モグモグ食べます、次々と口に入れます。 あまりペースが速いようだとストップをかけますが、喜んで 美味しそうに食べてくれるのは、嬉しいし安心します。 それで鍋を使って作った炒飯のできですが、拙者の期待する物は できませんでした。パラパラに炒められず凹みました。 鉄製鍋なので、オイルが十分でないとすぐに焦げることに配慮して 弱火で調理したという事も原因だと思いますが、野菜を多く摂ろうと、 タマネギのみじん切りも入れて炒めましたが、水分が多くなるので べちょべちょ的な仕上がりの方向に行ってしまったみたいで。 でも、べちょべちょがいい事もあります。 チビ子がスプーンですくっても、粘着性炒飯はこぼれることなく チビ子の口の中に Ride on！ 次回の鍋の出番は、焼きそばに（勝手に）決定しております。 多めの野菜を豪快に炒めて、アッサリ塩味、を目指します。