[No.2197]
#7「ザ・万遊記」万城目学
売れっ子作家さんに失礼ではあるが、彼のエッセイは面白い。
いろいろなご本人の経験や体験、視点や性向が、
こんなにも爽やかに、軽やかに、しかし筋道ある書きっぷり、
そして読みやすい。
選ぶ言葉や流れに無駄がなく、そして不足もない。
きっと拙者はこの作家の書く文章にあこがれているのだろうな。
いろんな所に旅行に行ったり、サッカーの海外リーグや
W杯予選を見に朝鮮民主主義人民共和国に行ったり、
渡辺篤史の「建もの探訪」へのほとばしる熱い思いだったりしますが、
こんな文章が書けるようになりたい。
これは言わば、サッカー少年がメッシになりたい、
と言うようなものかもしれないが、
ちょっとずつでも近づけるような気はする、
諦めなければ。
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