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2016-12-14

読んだ本(2016-#22):やり抜く力 GRIT(グリット)

[No.2745]

この著者は、TEDでもプレゼンテーションした著名な方のようですが、
拙者がこの本を知ったのは、本屋さんで積まれているのを見たからです。

「やり抜く力」が気になりました。
拙者は、自分の長所は「諦めないで粘ること」くらいだと思っています。
他には、元気である事以外に、そんなに才能があるとは思わないし。
でも、ボール遊びが好きで、運動神経は少し優れているかも。

GRIT(グリット)という英単語には、
〔困難に立ち向かう〕根性、気概、という意味があるそうです。
拙者は、諦めない粘りを、ガッツ(Guts)と表現して使っています。
ガッツがあれば何でもできる、と自分を鼓舞したこともあるし、
修士論文の出来が遅くて悪かった時には、次のようなことを自分で唱えていました。

才能なければ知恵を出せ、
知恵がないならコネ(人脈や人からの助け)を使え、
コネがないからお金出せ
お金ないならガッツ出せ
ガッツ出すのはノーコスト

まあ、No Guts, No Life な男であります。

いろいろ共感できることもあったし、
子育てや会社での上司や部下の関係にもつながる
ポジティブな内容が盛りだくさんです。

「やり抜く力」を測定するテスト
「やり抜く力」を伸ばす効果的な方法とは?
「やり抜く力」が強くなる環境とは?
一流の人が共通して行っている「当たり前のこと」とは?
「今日、必死にやる」より「明日、またトライする」
この仕組みが「逆境に強い脳」をつくる
「ものすごくがんばる」のは「やり抜く力」とは違う
子どものころの「ほめられ方」が一生を左右する
「2年以上」「頻繁な活動」をした子は将来の収入が高い
「やさしい育て方」と「厳しい育て方」はどちらがいいか?
「賢明な育て方」診断テスト

自分のキャリア、子育て、部下の育成にいろいろ思いを馳せている方には
必読、というくらいおススメです。

才能がなくても成果や目標を勝ち取ることはできる、
とはなんとも嬉しい言葉、
拙者もそう信じています。

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