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2017-05-06

読んだ本(2017-#7):80の物語で学ぶ働く意味

[No.2804]

#7「80の物語で学ぶ働く意味」川村真二

本田宗一郎、吉永小百合、田中正造、土光敏夫、坂本九、
杉原千畝、出光佐三、王貞治、小澤征爾。。。
成し遂げた業績や偉業を見聞きした方々が、壁にぶつかった時に、
どんな言葉を発したか、どんな行動をとったか、
とても興味のある本でした。

本田宗一郎氏のエピソードは、
アメリカの取引先を接待していた時に、
アメリカ人がトイレで入れ歯を落としてしまった時のことでした。
本田氏は、また汲み取り式のトイレの肥溜めに服を脱いで入り、
自分で入れ歯を探し出した。
入れ歯を十分に洗った後に、自分の口に入れてみせて、
「こんなにきれいですよ」と言って見せたと。

今の拙者はどうだろう? 
本田氏のように肥溜めに入り入れ歯を探し出せるだろうか?

以前の上司に言われたことを思い出します。
本気になれば、本気になっていない周囲に腹も立つ。
とにかくやってやろうと思えば、苦にならないことも増える。
格好なんてつけている余裕も暇もない、と。

広く深くなる仕事、やっかいな課題が自分の仕事に関連する状況、
当たり前ですが、仕事がどんどん難しくなります。
それも自分がしゃかりきになればなんとかなるというよりは、
関係メンバーで共有して取り組むことも多くなりました。

俯瞰する能力や視点も必要ですし、
現場で戦力になることも必要です。
まだ明確にわかった訳ではないのですが、
いろんなヒントがこの本にはあるような気がしました。

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