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2018-04-28

読んだ本(2018-#4):田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

[No.2930]

#4「田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」」

この本を、ベンチャー本として読むか、
若手の起業家奮闘記と読むか、と思って読み始めたのですが、
経済や哲学の本として読んだような読後感です。

著者がマルクス「資本論」に造詣があるので、
経済学をかじった拙者もより興味をもって読めました。

資本家の搾取のキーワードに、
「食」と「職」が安価になる、とあり、妙に納得しました。
安全性の低い安い食材があふれ、
労働の対価の賃金が抑えられる。

こう書くと、低成長の先進国こそ、資本家の搾取を感じます。
心も身体も健康であることはやっぱり大事だと痛感する今、
「食」も「職」も安かろうにならない心意気や競争力が必要です。

田舎で自分で安くないパンを作って売って生計を立てる。
儲け過ぎない、が継続できる理由であると著者。

経営学ではでてこないであろう発想ですが、
企業経営としては、意義ある考えですし、実績もあるということ。

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