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2019-06-14

友有り難き哉

[No.3058]

専攻、趣味、出身もが異なる学生3人、
違うことだらけで、むしろ同じなのは古い研究室の同居人ってことだけ。
議論をしても見解が合わないことも少なくないし、
一緒に飲み食いしたり、ましてや遊びに行ったりするわけでもない。
雑談は盛り上がるし、よく喋る、隙あらばボケたがる3人ですけど。

卒業して20数年、ちょくちょく会うでもなく、メールするでもなく、
会おうと思ってもパスポートが必要だったりしましたが、
帰任されまして、大阪で3名が2年ぶりに集合アゲイン。

仙台はよく行くけどタン食べない、
でなんで大阪なのにお好み焼きとかたこ焼きじゃないの? と友人A。
2軒目にお好み焼きに行こうって言ったら、2軒目で粉もんはないやろ、と友人B。

仕事、家族、学生時代のエピソードとかいろいろ話しますが、
子育ての話をこの3人でする事に感慨がありました。
あの古いカビ臭い研究室で将来に明るい選択肢がないかもしれけど、
研究したいと蠢いていた3人が、就職して、結婚して、子供が生まれて、
海外赴任したり転職して今に至りますので
(結局タン食べたし、2軒目はお好み焼きも焼きそばも食べました)。

カントリーサイドから関西に進学のために引っ越した25年前、
都会で生きていけるか、孤独でつまらなくないか、
何かを勝ち取れるだろうか、しっぽを巻いて実家に帰るか、
不安を抱えていたし、あまり自信もなかったのは事実です。
でもAさん、Bさんと昨日再会して確信しました。
やっぱり関西に進学したのはいい選択でした。
拙者も頑張ったけど、いろんな人のおかげで今があるな、ということ。
これからも自分が選択したのなら、
きっと何とかなるもんだ、とポジティブになれています。

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