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2019-07-27

読んだ本(2019-#14):OODA LOOP

[No.3072]

#14「OODA LOOP」チェット・リチャーズ

おそらくこれがオリジナルの着想に忠実 




いやー、すっきりと申しますか、
悶々とモヤモヤとしていた
疑問に一筋の光明が見えた、
そんな気がしました。

デミングサイクルと呼ばれるPDCAをビジネスメソッドとして聴く機会は多いですし、
有効なアプローチとも思うのですが、なんか違うな、と思い始めていました、
ここ3年くらい。

Plan(計画)→Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)→P
なのですが、スピードが出ないし、Check(評価)することが
工数負荷としても、質的な高度化が難しいことで、
つまづくことが多いなあ、どうしよう、と考えていました。

OODAループとは、アメリカ空軍の戦略・戦術遂行プロセスとされ、
Observe(観察)→ Orient(情勢判断)→ Decision(意思決定)→ Act(行動)
であり、Decide(意思決定)をスキップして、
「暗黙の誘導・統制」としてAct(行動)することが許容されます。
そのためには、明確な戦略や戦術(計画)が存在し、、、

不確実性の高い局面では、PDCAではなく、OODAの方が的確であり、
実施から成果を生み出すまでが短期間であればPDCAはむかず、
OODAの方が適している、とも思います。

また会社や拙者の仕事のことをイメージしますと、
戦略のなさがあからさまになります。
引き続き、戦略について勉強し始めました。

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