チビ子が7歳の頃だったそうですが、お店の本棚にある本を手のとって見ていて、しばらくしてこれ買って欲しい、というので、それも本気で読むから買ってとリクエストしたので、買った上げたのが「ピカソの陶芸」でした。
完全なるピカソの陶芸作品の本であり、子供向けではないのですが、陶芸の造形、絵付けの鳥のかわいらしさ等が、チビ子の気に入ったポイントのようです。
あっピカソ絵じゃない、とかピカソみたいと言うこともあったのですが、直接陶芸作品を見る機会があり、行ってきました。「ピカソの陶芸」にて掲載されているお皿、水差しなどを、ほぼ貸切状態で満喫しました。
第二次世界大戦後、鉄の不足もあり、陶芸が日常品として重宝され、ピカソも陶芸工房の作家に影響を受けて、日常品に明るさ、清和へのメッセージを込めたようです。
塗りの一筆一筆に無駄もなく、迷いもなく、必要にして十分なデザイン、色。
拙者のような凡人でも、とても造形や作家の思いの一端に直接触れることができて、いい週末になりました。
ロッキングチェアは、ピカソのお気に入りだった物と同じモデルでして、実際に座ってもいいとのことで、座って見ました。ゆらゆら揺れる感じ、少しアイデアがいい感じで転がって展開するかも、という気持ちになれました。
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