#16「エッセンシャル思考」グレッグ・マキューン(訳)高橋 璃子
メンタリストDaiGoさんには、勝手にですがあまりいい印象がないので、買ったものの、なかなか読もうと手に取らずにいました。いやー、もっと早く読んだらよかったです。
業務を改善するとなると、現状を分析し、あるべき姿と現場とのギャップを明らかにし、ギャップを埋めるための施策や取り組みを考えて、、、という手法や考え方が主流のように感じますが、拙者は若干の違和感を覚えていました。
現状の分析の際には、今なぜそうなっているかという経緯や部署の事情をヒアリングして、、、というアプローチもよく言われるような気がしますが、拙者はかなりの違和感を感じていました。
違和感とは、「結構なムダな寄り道になってはいないか」 ということです。もちろん事情や経緯を知ることには意味がありますが、もっと大事なことは、「あるべき姿を実現する」だと思うのです。
関係者への説得という側面においては、みなさんのことをここまで理解していますよ、という合意形成のプロセスとして、事情や経緯の共有は有意義ですが、プロジェクトの本質ではないと思っていました。
あれこれやらないとダメだけど、時間もないしどーしよ、にはいいヒントありました。
オススメのキーワードは、トレードオフ、遊び心、授かり効果、現状維持バイアス、逆プロトタイプ、計画錯誤、WIN(What's Important Now?)です。
0 件のコメント:
コメントを投稿