[No.3387]
#25「参謀の思考法」荒川 詔四
ブリジストン元CEOの語る経験談に裏打ちされた、トップに必要とされる、企業に必要な役回り=「参謀」です。
「参謀」のことを、大将に気に入られた、とか、社長の威を借る、とか、社長のご機嫌をとる、とか捉えていると、荒川氏の言う「参謀」とは全く異なるものです。
ポジションの高い方に報告したり、相談する機会では限られた短い時間で、端的に、根拠を持って論理的に説明することを気を付けています。
荒川氏曰く、もちろんそれは大事ですが、上司や社長に先んじて考える、上司との決定を現場で実施するのが参謀の重要な役割です。
上司や社長の言いなりではなく、違うことは違うと進言できる気持ちの強さも必須である、と。また上司や社長というのは「人」として捉えるのではなく、「機関」や「役割」として捉えることで、好き嫌いとか、気に入られようとするとかいう問題からは、乖離させて参謀の仕事ができる、とも。
いやー、この本、学生時代からの友人におススメいただいたのであります。2晩くらいでアッと言う間に読み終えました。共感できる内容も多く、少し拙者も自信が持てました。
なので、他部署だけどもプロジェクトが同じメンバーの後輩のデスクの上に、おススメ本として、置いておきました。
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