#40「パーマネント神喜劇」万城目 学
神社でお参りする時は、賽銭を入れて、二礼二拍手の後に、お願いを心で唱えた後に、現住所と名前を唱えるんだ、と言われてから、そうしています。
縁結びの地元神社の神様、お役目をして1,000年を超える神様は、俗世のいろんな悩みやお願いを聞いていて、助けてあげたり、神様でも何とも出来ない事もあったり。贔屓の野球チームの優勝について、何千人もの神頼みを受け止める心情が、とても読んでいて和みます。
神様とは何か、どこにいるのか、どんな力を持ち、我々俗世の人間に何をし給うのか。キリストと呼ばれるのか、マホメット、アッラー、ヒンデュー、その他いろんな神様もいらっしゃるし、仏様もいらっしゃる。
神様や仏様の関係性や序列などは理解できませんが、拙者の認識ではいわゆる「お天道様」と呼ぶ存在が、神様や仏様に近いのではないかと考えています。
日常の生活では触れることも見ることもできないけれど、どうやらなんとなく、自分たちを見守っていてくれて、応援してくれている存在があるのではないか、と。
ご先祖様、恩師や親戚のみんな、そしてオフクロ、話したり声を聞いたりはできないけど、拙者自身は、常に存在を意識しますし、今まで言ってくれてこと、教えてくれたことを大事にしたいと思える存在があります。
毎日の出来事が、そんなみんなに見守られていると思うと、嬉しくなりますね。悪いこともできませんし、怠け続けるわけにもいきません。誰かと出会ったり、人と親しくなったりぶつかったり、もそんな存在のみなさんの思し召しなのか?花屋さんで買って来た、花を母の写真前に飾りながら、そんなことを考えました。
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