[No.3193]
#11「ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~」三上 延
前作で小学生だった扉子が、高校2年生になっています。それにしても知らないのですが、故人の相続で蔵書が争点になることもあるのですね。高額性や希少性から、故人の思い入れや故人との関係性から手に入れたい、売却したい、と揉める場面に遭遇したことがないのでわかりませんけど。
しかし主人公の栞子さん、知識量がすごいですね。挿絵や装丁を含めた本への思い、実はチビ子も少しそんな感じです。
本をたくさん読むのもいいですし、少ない冊数でも何度でも読み込むことで理解を深くしていく事もいいですね。
忘れてもいいから他人の経験や考察を多く疑似体験する効果のある読書と、深く考察し自分なりの考えや想いを練るための読書と、いろんな読書があっていいと思います。
読んだことを、本当によく憶えておいて再現できる知識として読書が活用できればいいのですが、拙者の場合はまた読んでみたいな、と思う本は手元に置きます。あれってどうだったっけ、と探してまた読んで確かめるために。
ネットで古書販売もあるから、また手に入りそうな本であれば、古書店にリサイクルです。また時間作って古書店に行ってみたくなっています。専門分野やお店のセレクトで置いている本や置き方を見るのも楽しいので。
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