[No.3195]
#12「ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢」三上 延
とうとうこの「ビブリア古書堂」シリーズを読み終えてしまいました。栞子と大輔の出会いから始まり、二人の娘が高校生になるまでの時間経過ですが、前シリーズ7冊、今シリーズ3冊を、3ヶ月くらいで読みました。
古書の以前の持ち主、古書が今に至るまでの背景、古書の金銭的な価値であったり稀少性、などのいろんな事情があるもんなだな、と思いました。
古書のインターネット販売も多くなり、拙者の学生時代のように、欲しい古本を探し回る、ということは少なくなったんだと思います。古本を売る方を買う方も、情報や機会が増えているのでしょうが、それでも古書店には、それぞれの古書店の特徴があったり、店員さんとの馴染みや好みを知ってくれている、という付き合いもいいもんだと思います。
古書の相続が、予想以上に面倒であるという印象です。拙者もお気に入りの蔵書を持ちたいと思った事もありますが、何度かの引っ越しをしたり、読書量が増えて気付いたのは、拙者の場合お気に入りで手元に置いておきたい、と思うのは、そんなに多くなくて、30冊くらいでいいかも、ということ。
このシリーズの表紙を見た時は、完全なるチビ子達子供向けの本と思いましたが、チビ子のおススメもあり、まんまと拙者もとても面白く引き込まれて読み終えた次第。
やっぱり、実際に読んでみないと、分からない本の良さはある、ということ。
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