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2023-08-27

テニス全日本チャンピオンの2人のクリニックに参加(2023年再び)

[No.3299]

昨年の開催に続き、今年も金子英樹プロと鈴木貴男プロのテニスクリニックに参加できました。

結論から申しますと、今回も眼から鱗が3枚落ちたような心境です。


今までいいと思ってやってきたこと、昔から教えてもらっていたことのうち、大きく3つのことがかなり違っていました。拙者自身の備忘のためにメモです。

1、ボレーはラケット振ってもいいし、インパクト後にステップインする

打ち負けないように、ボレーのミートが悪くならないようにという意図だと思いますが、ボレーのラケットは振らない方がいい、とか、インパクトの時にステップインするとボレーのボールにパワーが乗る、と思っているテニスプレーヤーも少なくないと思います。

今日のクリニックで教えてもらったことは、振れる時はボレーの時もラケットは振っていい。しっかりラケットを振りながらボレーのミートをして、ミートの後にステップインするイメージでいいから、ボレーではボールを待つこと、ステップで打ちに行かなくていい、です。

インパクトとステップインを同時にすると、ごくわずかなタイミングでしかミートができなくなってしまうので、ボレーがガチャってなることも多い、との説明。

実は、このこと拙者は体験的にそうではないか、と仮説を持っていました。ステップインでミートを合わせるのは、実際にはそんなに簡単ではないし、しっかり待ってボレーでもラケットを少し振った方が、パワーのあるボレーが打てるし、ステップインと合わせる必要もないと思っていました。


2、サービスリターン、初動は体重を腰に乗せて倒れるイメージ

早いサービスがワイドに来ると、急いで足を広げて移動して、できるだけ早く軸足を移動させようとしていましたが、それではいいリターンが打てないことがわかりました。右側ワイドにサービスが来るのであれば、まずは右の腰に体重を乗せて、倒れるイメージで左足を出して、右足でステップしながら、小さいスィングでリターンする。大きなスィングが不要ですし、このような連動の動きだと、体重もラケットに乗せることができるので、サービスのパワーにも負けずにリターンできました。バックハンドのリターンも同様ですが、フォアハンドのリターンよりも、さらにもう少しボールを待つイメージだと、鈴木貴男プロが実践して見せてくれました。


3、ダブルスではロブを有効にもっと使う、突っ込んだり擦り上げずに弾道に押す

ロブは、擦り上げてスピンをかけることよりも重要なのは、下がりながら少し時間をためてロブを打つこと。相手前衛がその少しの時間で前のめりになったタイミングでロブを打つことが有効。擦り上げるイメージよりもボールの進む方向に押すイメージ。少し追い込まれた状況での判断と実践なので、少し難易度は高いですが、納得でした。


素晴らしいプロに説明してもらって、見せてもらって、見てもらって、打ち合っていただいて、とても有意義な120分のクリニックでした。前回よりも、頻度多く両プロと打ち合えましたし、目の前でプレーも見ることができましたし、質問にも答えてもらいました。

鈴木貴男プロのサービスを片手バックハンドでリターンできましたし、金子プロのアングルショット対決に勝ちましたし、ゲーム形式でポーチボレーで得点できたし。
今回も、鈴木貴男プロ直筆のサインもいただきまして、最高のテニス体験になりました。
でもどうしましょう、困りました。拙者ますますテニスが上手く、楽しくなります。

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