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2024-09-18

読んだ本(2024-#75):民王

 [No.3533]

#75「民王」池井戸 潤

オレたち花のバブル組を読み、下町ロケット、半沢直樹、花咲舞が黙ってない、シャイロックの子供たちなどを、ドラマや映画で楽しんでいます。

様々な障壁にぶつかり、奮闘する主人公たちに熱い想いを抱かざるを得ない作品に、拙者も心を鷲掴みされております。

本作品は読み始めて30ページくらいの時に、つまらないと感じてしまいました。現職の総理大臣である父と息子が、心と体が入れ替わってしまう、という事態が唐突に発生。ろくに大学の授業でも勉強してなさそうな息子が予算員会などの審議で討論し、ザ政治家の父が、大学のサークル飲み会のクラブで喧嘩に巻き込まれて、、、。

しかし、息子が父に替ってメディアに啖呵を切り、父が息子に替って就職活動の面接で面接官に意見するあたりから、読み止めることが出来なくなるほどに一気読みでした。

心と体の入れ替わりと言えば、時をかける少女、君の名は、を思い出しますが、本作品での入れ替わりの原因を聞いて、実現しそうでこわいです。

続編もあるようですし、ドラマもあるようです。秘書貝原のスピンオフもあるようです。読んでみたいし、見てみたい。

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