[No.3552]
#82「新・世界の七不思議」鯨 統一郎
根拠のないことを軽んじるつもりはありませんが、根拠のないことを根拠があるように話すのは、嘘かもしれないから、本当にそうだろうか、と疑問を持つ性格です、拙者。
学校の教科書に書いてあるとか、周囲の大人がそう言うからとかでも、小学生の頃から疑問を持つ性向のある拙者にとっては、鯨 統一郎の歴史や考古学的な考察には、引き込まれます。
アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、ノアの箱舟、始皇帝、ナスカの地上絵、モアイ像の謎について、歴史の教科書には出てこない説ですが、聞いていて拙者には納得性のある説が展開されます。
アトランティスとは、アトラス+ソクラテスをベースにした造語であるという説、そして誰による造語か、という考察は納得性があります。
ストーンヘンジ、ヘンジとはヒンジ(蝶番)とされており、では何と何をつないだ蝶番なのか?鳥居との関連も納得性がありました。
邪馬台国はどこですか?、新・日本の七不思議 に続いて読みましたが、このシリーズまた読みたいです。
1968年に発生した3億円事件も未解決、ましてや文字のない時代の史実なんて、確かめる術はないので、いずれも想像の域を脱し得ないのだと思います。実は大したことではない事が理由であったり、思いもしなかったことが本当の理由だったりするのでは、と想像するだけで面白いです。
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