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2008-12-18

読んだ本(2008-#34、#35、#36、#37): 強欲資本主義 ウォール街の自爆、グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する、フィンランド豊かさのメソッド、一億円もらったら

[No.927]

2週間の出張中に4冊読みました。
飛行機の中では、寝る以外には、映画を観るか、本を読んで過ごしました。
映画は、既に見たことがある映画もいくつかあったし、面白そうでない映画もあったので、結果的に本を読んでいる時間が多くなりました。


#34「強欲資本主義 ウォール街の自爆」神谷 秀樹
サブプライムローンの発端となったマネーゲームの概要を、わかった気になれる本です。
数億円の投資なんて想像もできませんが、どんな構造で発生したかがよくわかります。
とは言うものの、急速に広がる不況感をどう乗り越えるべきかについて書かれているわけではありません。自分の身は自分で守る、という経済観念や知識は備えるべき、の思いを強く持ちました。


#35「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」佐々木 俊尚
約2年前の本ですが、今展開されているGoogleのビジネス構造や、インターネットに関連するビジネスの方向性がわかったようになれる本でした。
インターネットに関する一般的な今後の方向性を知るには、簡単でいいかも。


#36「フィンランド豊かさのメソッド」堀内 都喜子
名前は知っているけど、よーく知っているわけではない国、フィンランド。
長く続いた経済不況から、NOKIAに代表されるIT産業への転換、手厚い出生率向上施策、文化等がコンパクトにまとめられており、フィンランドへの興味が深まりました。
なかでも、オチコボレにさせない義務教育の取り組みは、わが国の「ゆとり教育」とは似て非なるものを感じます。


#37「一億円もらったら」赤川次郎
売れっ子小説家の代表のような赤川次郎氏ですが、恥ずかしながら拙者が初めて読んだ赤川次郎作品です。
一億円をもらってどんな使い方をするかという短編。とても軽快で読みやすいです。
拙者が一億円もらえたとしたら、

_____ あああ、なんとも貧しい想像遊びだぁ・・・_____ と気付く


_| ̄|○ 想像するのやめます。

(ヘソマガリの意見かもしれませんが・・・)
あまりに軽快すぎて、心に残らない、響かない、という印象もあります。
とにかく何か読みたい、というタイミングではいいと思います。
300ページぐらいあったと思いますが、読み終わるのに2時間もかからなかったような。
途中でページを飛ばしてしまったのだろうか。


なんだか最近の通勤電車で読みたいと思う本が見つかりません。
本屋にはあれだけ本が並べられているのに、なんでだろうか。

みなさん、オススメ本を教えてください。

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