[No.1038]
旅行の思い出を決して拙者は忘れておりませんし、
記憶も鮮明です。
ルーヴル美術館には4時間ぐらいしか滞在しませんでしたが、
いろんな彫刻、絵画を満喫しました。
彫刻で圧巻はサモトラケのニケでした。
絵画では、ナポレオンの戴冠式とか、民衆を導く自由の女神とかは、教科書で見た本物であることに驚きました。
美しさと言いますか、絵の迫力という切り口ですと、最も感動したのはダヴィンチのモナ・リザではなく、
”ろうそくの光で手が透けて見える”と拙者が勝手に呼んでいるこの絵です。
「大工ヨセフ」ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
暗がりの中で、ろうそくの光に照らされる幼子キリストの顔、浮かび上がるヨセフの腕の血管や筋肉、そして幼子キリストの手がろうそくの光で透けているんです。
見て元気が出る絵ではないのですが、そのな迫力と技法、300年を経過してなおの存在感。
見て元気が出る絵ではないのですが、そのな迫力と技法、300年を経過してなおの存在感。
実物をまだご覧ではない方にチャンス到来です。
日本に来ています。東京、大阪での展示が終わり、これから京都です。
パリでの出会いから約2年、ぜひ見に行こうと思います。
パリでの出会いから約2年、ぜひ見に行こうと思います。
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