[No.1083]
#35「レクサス 完璧主義者たちがつくったプレミアムブランド」チェスター・ドーソン著 鬼澤忍訳
1980年代後半からのトヨタにおけるアメリカ市場での高級車路線への挑戦が、
社内の事情も詳細に語られてまとめられています。
今でこそレクサスと言えば高級車ブランドとして認知もありますが、
メルセデス・ベンツ、BMWに代表されるドイツやヨーロッパの高級車ブランドとして対峙したか、
なるほど~の思いで読みました。
ブランドって何、というのは答えがあるようでなくて、ないようであるようです。
イメージだったり、幻だったり、体験だったり、看板だったり、性能だったり、物語だったり。
レクサスのブランドとは、かけがえのない品質、品質を実現する為の試行錯誤、情熱・・・が
塊となったもののようでした。
真正面から問題を突破することの難しさも感じますが、
かわす戦略では、解決はしない、という厳しさも感じたのでありました。
外国人っぽい文章、と言えば怒られるかもしれませんが、
褒めているようで皮肉を込めているようで、
結局、好意的なのか敵対的なのか、どっちを表現しているのかがわかりにくい箇所もありました。
4 件のコメント:
いま弊社のブランド担当者が、
悩みの種ですわ。
打ち合わせ毎に「説き伏せる」必要がある。
もういい加減、嫌やねんけどなあ。
細かいことまで確認したくないねんけど、
言わへんかったら、
勝手にいろんなメッセージを
含ませてしまいよる。
会社の金で自分のセンスを満たすな!
すんまへん、愚痴になってもた。
しんしん様>コメントどうも。拙者ブランドの事を語る人が少し苦手です。ブランドって何かが拙者自身でわかっていないし、熱く語っている人のブランド論も、軽薄に理屈っぽく聞こえるように感じるからです。やっかみですが、ブランドを語る人が偉そうに見えてしまう、これ本音です。
確かに仕事としてブランドを作るとか、演出するという役割は求められるでしょうが、やはりブランドとは能動的に発揮される(表現主体の意志に沿うように実現される)ものではなく、あくまでも受動的に発揮される(表現を受け取る対象によって認識される)ものだと思うんです。
どう思われたいかというメッセージを重ねたり繰り返す事が、ブランドを作ったり演出したりする事ではないと思うんです。
広告やプロモーションでは、コーポレートメッセージや商品・サービス説明はできたとしても「ブランドを作る」ことは出来ないと思うんだよなぁ。
やっぱり使ってみたよかったとか、満足したとかの体験の総和→ブランドになる。でも顧客満足度No.1が、No.1ブランドでもないような気がするし。書いていてよくわからなくなった。
>すんまへん、愚痴になってもた。
愚痴もけっこう、コケコッカー。
いやーっ、しんしんさんに話してみたいことがいろいろあります。なかなかお会いできませんが、お時間ある時に、ちょろちょろで結構ですから、またコメントお願いします。
コメント出来るかな?
トライしよう。
あっちゃん*様>コメント欄にようこそいらっしゃいませ。ありがとうございます。コメントきちんと見れておれますので、これからもお時間ある時、その気になった時に、コメント書いてやってください。
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