[No.1884]
国会議員に期待するのは筋違いなのかもしれません。
政策を検討する能力が十分ではないし、具体的に現場を知っている訳ではないし、次の選挙でも自分が当選するように頑張ることに精一杯で、国の為に、世界の為に考えたり行動する時間にも制限があるんだと思います。
日本を変えていける、支えているのは、国家機構で言うと国会ではなく、公務員や官僚だと思います。しかし、解雇される心配も、属している機関が倒産する可能性もほとんどない安定志向が公務員や官僚で強まっていくと、現状を変えて良くしようと挑戦するマインドも強まらないように思います。
優秀な公務員や官僚の弱点、挑戦するマインドの阻害要因となっているには、公務員や官僚自体が真の意味において評価されたり、批判されることがないことだと思います。
サラリーマンであれば、人事の評価で給料やボーナスが査定され、決まります。この評価が適切であるか公平であるかは議論の余地はありますが、誰にも評価されず批判もされない環境では、健全な成長や適切な改善は望めないでしょう。
そこで、公務員や官僚を評価する仕組みを提案します。
例えば、財務省に、今期行った政策の実績と、かかった費用について報告し、財務省の実績をプレゼンテーションしてもらいます。選挙権を持つ者が、プレゼンテーションを見て、財務省の評価をします。
評価の結果が不合格であれば次期予算を20%カット、官僚は交代。
どうでしょう、こうなれば財務省は必死で一生懸命にプレゼンテーションをするでしょう。合格に投票してもらえるように仕事をもっと頑張ってもらえるかもしれません。
次期予算のカットには、給与のダウンも含まれます。公務員のトップばかりでなく、多くの公務員が危機感を持って、また意気に感じて仕事に取り組んでもらえるかもしれません。
よく分からない残業や手当ても一掃できるような気がします。
どうせ国民は分からないだろうから、が一切通用しないルールと仕組みです。
公務員は公僕であるならば、国民の判断を仰ぐのは正しい方法だと思います。
自分が次の選挙で当選することを一番心配している国会議員に期待するのはやめよう。
貨幣供給量と利子率と為替介入しか実行できず、かつ効果も限定的な日銀に経済の活性化を期待するのも筋違いです。
北朝鮮の拉致問題、国会議員は一体何しているんだ?
これがアメリカだったら秘密特殊部隊を送り込んで、奪還するんじゃないか?
米軍や武力を是認するのではありません。
本気で拉致問題を解決しようと思えば、こんなに無為な時間は過ぎていないんじゃないかと思うと、腹が立ってくるんです。
拉致問題ならば外務省ですね。彼らのプレゼンを聞くのも楽しみです。
公務員に公務上の個人賠償責任はありませんが、けじめは必要と思います、特権階級ですし。
0 件のコメント:
コメントを投稿