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2017-04-01

読んだ本(2017-#5):LIFE 人間が知らない生き方

[No.2793]

#5「LIFE 人間が知らない生き方」麻生麻呂

仕事の疲れが取れない、と感じた時に本屋で手に取り読みました。
自分で考えた果たすべき役割と、期待された成果とのギャップ、
自分でヘロヘロになっている実態と、まだまだやれるでしょと思われるギャップ、

そんなギャップが仕事の疲れの大きな原因になっていると思います。
会社の中では、そんなギャップがたくさんあると思うのです。
そのギャップが潜在している時はいいですが、
顕在化すると問題として認識されるのですが、
認識されても、問題化した構造的な要因や関係者の因果関係は
結局明らかにならずに、有耶無耶、それでもなんとかせよ、と指示がある、
そんな感じ。

動物の世界では、そんなギャップが生死を分けることにもなるので、
もっとダイレクトに問題解決しないと生きていけない、
この本を読んでそんな潔さを感じました。
また、問題を直視して、解決に向けてダイレクトに発想してみる大事さも感じました。

amazonの紹介コメントをそのまま引用します。
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この本は、「生き物」をテーマにしたビジネス書です。私たち人間は高い知能を持っていますが、その生き方は極めて不安定。他の動物たちと比べ、「定まっていません」。では、他の生き物たちは、どのような戦略で生き残ってきたのか? 人間の知らない生き方から、「より人間らしい生き残り戦略」を学ぼう! という作品です。

たとえば、

・イルカがジャンプをする3つの理由
・人間に決して迎合しないネコは、いつも何を考えているのか?
・実は「アフリカ最強」の生物、キリンの知られざる生態から学べること
・カピバラが、「草原の支配者」と呼ばれる理由とは
・ナマケモノが実践しているお釈迦さまのような生き方
・「おごれる者は久からず」を地でいく、ハダカデバネズミの下克上社会
・ウシが「偶数」で飼われている理由

……などなど、全20種類の動物たちを引き合いに、膨大な知識を漫画+密度の濃い解説で紹介していきます。

今作を手がけたのは、週刊少年サンデーで「今際の国のアリス」(全18巻)を連載した奇才漫画家・麻生羽呂氏。高い画力と、深い洞察を武器に、非常にテンポよく、しかし深みのある世界を演出してくれます。

一方、原案としてネタ提供・また解説パートを執筆したのは、生物学の天才、篠原かをり氏。生物学偏差値105を記録した驚異の知識量を武器に、2016年10月放送の「Qさま!!」で初出場・初優勝を果たした才女です。

生物学で、漫画で、なぜにビジネス書?
それは、読んでいただければわかります。

種としてはるかに「先輩」である動物から学ぶべきことが多々あり、あらゆる世界に共通する「普遍の道理」があるのです。

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