[No.3146]
#4「伸びる子供は○○がすごい」榎本博明
我が子を有名進学校に入れたいわけではなく、
いい会社に入って安定した豊かな生活を享受できるように
小さな頃から勉強させて優秀な子にする、と思っているわけでもありません。
周囲の友達が塾に行き始めたり、
子供ながらに学力の差を認識したり、
気にして落ち込んだり、優位性を嬉しく思ったり、
中学年にもなると、チビ子もいろいろ感じているようです。
拙者自身は、授業で分からない事があれば先生に質問したし、
それでも分からなかったら、職員室の先生に聞きに行ったり、
当たり前にしていましたが、チビ子達はしないそうです。
まあ拙者の小学校時代は昔だし、田舎でしたけど。
私は、子供が成長して学力や知識を増やしたとしても、
精神的な肉体的なゆとりや強さがなければ、学力や知識も活用できないと信じています。
スーパースターに学ぶ、本気の練習10000時間で天才的な能力を発揮する、
というアメリカ発の天才教育みたいな考えも注目されましたけど。
勉強が出来るからと言ってスポーツができるわけではないけど、
スポーツができる人は、勉強もできる事が多い、
この仮説が好きです、そうあって欲しいと願っています。
考える、覚える、話すなので認知能力ではなく、
やり抜く力とか、諦めない心とか
これこそが特に子供には必要と思っていましたが、
それは非認知能力、というキーワードとのこと。
学校のテストで返ったきた答案用紙に、
うっかりの計算ミスがあると、ついつい注意したくなるのですけど、
分からなかったけど、最後までやってみた事を褒めてあげる
そんな器の父親になれねばならん、と思うようになりました。